バイオマス事業を検討する上で最も重要なことは、燃料の確保です。いくら素晴らしい設備を導入しても、燃料が集まらなければ事業を継続することはできません。
弊社では、燃料の販売、斡旋も行っております。ボイラーの構造によって、適合する燃料は様々です。弊社は単なる燃料供給事業者ではありません。弊社は長年バイオマスボイラーを自ら運営するにあたり、固形燃料の燃焼に関する様々なノウハウを手に入れてきました。その知見を持って、各事業者様へ最適な燃料をご提案させて頂きます。
木質チップ | RPF | RDF | タイヤ | フラフ (破砕) |
そばがら | もみがら | |
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真発熱量※1 (kcal/kg) |
2,000~3,000 | 6,000 | 3,000 | 7,000~8,000 | 6,000 | 4,500 | 3,000 |
灰分 | 5%~10% | 2~5% | 10~20% | 4~13% | 2~5% | 2~3% | 15~20% |
塩素(Cl) | なし | 0.3~1.0% | 1.0~2.0% | なし | なし | なし | なし |
硫黄(S)※2 | 0.1%以下 | 0.1%以下 | 0.2~0.5% | 0.1~1.4% | 0.1%以下 | 0.1%以下 | 0.1%以下 |
窒素(N) | 0.5~1.0% | 0.5%以下 | 0.9% | 0.6% | 0.5%以下 | 0.5%以下 | 0.5%以下 |
元素材 | 木、建築廃材、 木パレット |
プラ、古紙 | 一般ごみ、 紙、木材、 ダンボール |
タイヤゴム | プラスチック | そば殻 | 米 |
発火点 | 260℃ | 300℃ | 230℃ | 290℃ | 300℃ | 250℃ | 250℃ |
かさ比重 | 0.3~0.5 | 0.5~0.6 | 0.5~0.6 | 0.3~0.4 | 0.1~0.2 | 0.1~0.2 | 0.1~0.2 |
※1 真発熱量=低位発熱量、1kcal = 4.2kJとして換算。
※2 硫黄を多く含む燃料を燃やすと、硫黄酸化物(SOx)が発生するため、脱硫装置が必要になります。
全国各地域において燃料供給のお手伝いをさせて頂くことはもちろん、お客様の燃焼炉の状況に合わせて、お客様と一緒に新燃料を開発することもあります。
表記以外の燃料においても幅広く扱っておりますので、「こんな燃料が欲しい」というご相談にもご対応させて頂きます。
燃料価格については配送現場や配送頻度に応じて送料が大きく異なるため、掲載をしておりません。ぜひお気軽にお問い合わせください。